大熊町では、「大熊町ゼロカーボンビジョン」において、2040年のCO2実質ゼロ達成の目標を掲げ、復興を進めています。
その推進にあたり、中心的な役割を担う事業体が不可欠となることから、地域新電力事業を行うことになりました。
大熊町が掲げる復興・脱炭素の基本戦略にちなみ名づけられた『創る、巡る、贈る るるる大熊』をキャッチフレーズに、再生可能エネルギーで新しいまちを創る、エネルギーや経済が地域内で巡る、それらで得たものをベースとして持続可能なふるさと大熊を将来世代へ贈る、そうしたまちづくりを進めていきます。
地域の再生可能エネルギーの地産地消を達成するため、小売り事業に留まらない総合的な地域エネルギー会社として、大熊るるるん電力株式会社が地域の復興を牽引していく役割を担います。
新電力の特徴
1.地域復興のため
2.災害に強いまちづくり→スマートコミュニティの形成
3. 地産地消を目指し、それにより地域経済の活性化を図る
新電力の目的
背景
新電力の目的一・大規模一極集中から自立分散型のまちづくりという大きな潮流を踏まえて、近年、自治体や地域企業が中心となり40以上の「地域新電力」が設立されている。
大熊るるるん電力
ゼロカーボンを実現するための中心的役割を担う
◆再エネによる域内エネルギー自給率100%、究極の地産地消を目指すために必要不可欠な事業
◆再エネの地産地消により、域内経済の活性化、地域振興を実現していく
新電力の概要
❶ 発電
太陽光、風力、小水力
オンサイトPPA太陽光(屋根等)
バイオマス発電
❷ 送配電
下野上位置団地✕スマコミ(40ha程度の特定層帯電事業)
アグリゲーションビジネス
❸ 小売
域内:大熊町内の全需要家に低廉な電気を提供
域外:町外の様々な繋がり&外貨獲得
❹ 地域ビジネス
電気の販売網を生かして、移住定住の促進や企業誘致などを実現していく